マツコ・デラックスさん、有吉弘行さんの思い出残る都心部スーパー銭湯

一昔前までは、一般的な温浴施設といえば自宅近くの小さなお風呂やさん「銭湯」でしたが、今や多機能を備えたスーパー銭湯やスパ等も増加傾向にあります。例えば、お食事処やマッサージ施設、サウナ、岩盤浴、カプセルホテルを併設した大型のスーパー銭湯が男女ともに幅広い世代から絶大な支持を得ています。
いわゆるスーパー銭湯は、これまでは郊外や住宅街、地方にあるイメージもありましたが、現在では都心部やターミナル駅・主要駅周辺にも続々とオープンしているケースも多く見られ、現在ではそのあり方にも変化が見られます。

そんな一昔前とは違った現在のスーパー銭湯のあり方について、先日テレビ朝日で放送中の、「マツコ＆有吉　怒り新党｣で紹介されていましたのでご紹介したいと思います。

日本一の繁華街とも称される東京新宿駅から徒歩5分圏内に拠点を構える「グリーンプラザ新宿」（※2016年12月25日をもって閉店しています）。昼夜問わず人々の往来が激しく、オフィス街や歓楽街・歌舞伎町を有する新宿駅近くにあることから、様々な人々が訪れるカプセル＆スパ・サウナです。
人気の温浴施設は、炭酸カルシウム温泉大浴場や新宿の夜空を見上げながら楽しめる露天風呂、露天ジャグジー風呂、ロウリュサウナ、サウナ通も大絶賛だというヒマラヤ岩塩浴サウナ、その他水風呂、ミストサウナ等々幅広い種類の設備が充実しています。大浴場や露天風呂には大型テレビが備え付けられているため、ゆったりと温泉に浸かりながらスポーツ観戦やテレビ鑑賞等を楽しむことも出来ます。
また、肩こり・リウマチ・神経痛・痔・腰痛・冷え性等に効果があるとされている光明石温泉を使用した露天風呂もオススメ。最近流行傾向にある「ロウリュ（ロウリュウ）」も一日5回実施されており、新陳代謝UPや発汗作用促進に大きく貢献します。

有吉さんもマツコ・デラックスさんも、昔ここグリーンプラザ新宿に通っていたことがあるということで、番組中はその話題で盛り上がっていました。
現在は新しいサービスも増えている「グリーンプラザ新宿」ですが、一昔前は今ほど施設も充実しておらず、マツコ・デラックスさんも有吉さんも、お二人とも都心の格安温泉＆カプセルホテルとしての利用目的でグリーンプラザ新宿に足を運ぶことが多かったのだとか。
当時の露天風呂はちょうど西新宿ビルが見える位置にあったこともあり、朝の新宿の街が動き出した早朝、ホストのお兄さんと入る露天風呂に、「あぁ、今日もまた朝まで飲んでしまったな」と、どこか背徳感を感じるところがまた良かったのだと言います。
施設内にあるお食事処はメニューも豊富で、昔も「おいしくて安い」で有名だったそうですが、そのレベルの高さに今では温泉目的ではなく、食事のために長蛇の列を作るお客様が多いそうです。

マツコデラックスさんと有吉さんが昔の思い出として話題に挙げていた露天風呂は、15年前は場所も現在とは違っていたとのこと。30年以上の歴史があるグリーンプラザ新宿は、その時代の特色や生活スタイル、様式とともに成長し変化してきたのだと思います。
それは今回ご紹介したグリーンプラザ新宿だけに限らず、この現代にあるスーパー銭湯や銭湯等も然り、時代と共に歩み、その姿を変えながら、また生活様式やその時代のあり方に順応しながら今尚大きな進化を遂げていっているのではないでしょうか。

進化を楽しめるスパやスーパー銭湯の人気が急上昇している一方で、人々の心に寄り添う昔ながらの地域密着型銭湯等にも注目が集まる昨今。
求められているものは、もしかしたら現代社会に特化した最先端施設と懐古を感じさせる施設、その両極端の、「ちょうど良い」バランス感なのかもしれません。

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筆者 リフナビ東京編集部

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